新世界より

2008年、第29回日本SF大賞受賞作品の「新世界より」の評判が良かったので読んでみた。
世界観やストーリーは確かに引きつける物があった。特に導入部分からの広がりが良い。独自な世界観を持っている話で舞台が日本というのはやっぱり感情移入しやすい。そこが海外SFとの違い。


ただ描写が連続していなくて話を見失うことが多かった。多分、意図的な物ではなくて著者の脳の中でショートカットされたのだろうなという印象。
著者は青の炎黒い家の人。


新世界より (講談社ノベルス キJ-)