[読書] ハッカーと画家
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
posted with amazlet on 06.04.23
夢中になって読み続けてしまった。影響を受けまくった。。。
印象に残った言葉
- 「私は、アイディアのの最高の源は「コンピュータ」が名前に付いている分野じゃなくて、物を創る人々が住んでいるほかの分野にあるということに気づいた。」
- 「プログラミング言語は、プログラムを考えるためのものであって、すでに考えたプログラムを書き下すためのものではない。」
- 「良いデザインは永遠である」
誰かが言っていた言葉を思い出した。「ハッカーと画家は、プログラマのための癒し本だ。」
これはまったくもって正しい。自分がやっていることをこれほどまでに肯定してくれた本があっただろうか?
プログラマとしての自分が、何度となく自分は間違っているのでは?と自問したことに対して、「君は間違ってないよ」といってくれる本。まさに癒しの本だ。
またマイクロソフトの今後について予想した記述も面白かった。
大半の人々がクライアント側のアプリを使用せず、ブラウザのみを使用して(つまりサーバー側のアプリを使用して)日々の生活を送るようになったときにWindowsのOSとしての価値が下がるのは目に見えているのだが、マイクロソフトはどうするのだろうか?
Googleがブラウザを開発しているという噂も信憑性が高いのかもしれない。
さてみんなでむちゃくちゃ軽いブラウザでも開発しますか?(笑)
それと筆者がやたらとLispを勧めているのが気になった。Emacs Lispなら以前ちょっと勉強したが特に印象に残っていないのだが・・・。
勉強してみようかな。