自転車で多摩川の上流に行ってきた


多摩川サイクリングロードを通って自転車で多摩川の上流の方に行ってきました。
走行距離は往復でだいたい70km〜80km。(迷子になった分も含む)


まずはスペックから。

  • 基本的にのび太
  • 運動嫌い
  • 小中学生のころはずっとクラスで走るのが遅いNo.2だった(No.1は体型がとてもふくよかな人)
  • 体育の成績で真ん中よりも上は一度もとったことがない
  • 個人責任の重い球技とか大嫌い。狙われるのでw。(バレーボールとか野球とか)
  • 昨年 自転車で山手線1周した


限界を越えて大きくなるぜとかではなくて、まあやってみよう的な軽いノリです。
8:40に出て19:00に帰宅。
楽しかったです。


以下レポート
ふと。昨日の夜思いついたので多摩川の上流に行ってきました。
荒川とも迷ったのですが家から近いという理由で多摩川へ。
天気は微妙に曇りで午後から雨が降るかもという予報。
深く考えないことにした。

スタート

旧山手道と246のぶつかる場所から246を下って行きスタートです。
家を出たのが朝 8:40 過ぎ。
そのころは軽い気持ちでこんなに長丁場になるとは思っていなかった。

二子玉川


246沿いに三宿三軒茶屋→上馬→駒沢→二子玉川と下るだけなのだけど意外と距離もある。(写真は三宿
さらには朝の通勤やら通学ラッシュに巻き込まれスローペース。
246沿いの歩道は狭い上に急に飛び出す謎の人が多くて微妙。
例の女子大の前を通るときだけきりりとした表情をキープ。この心掛けが大切。
実はこの時点で二子玉川遠すぎて第1次疲れた期。

多摩川到着


二子玉川を過ぎるとすぐに多摩川です。
9:30くらい。
怪しいおじさんが柵を越えた所で携帯で何やら話しています。
あとで分かりますが、柵を越えるおじさんは多摩川のデフォルト仕様。



こんな道をひたすら走ります。
周辺はテニスコートがあったりジョギングしている人がいたりとぱらぱらと人がいる。
休日と比べると少ない。

世田谷区→渋谷区


縄張り争い(責任範囲)の杭が見られます。


これが結構おもしろくて、何回もこういう境界を越えるのですが、越えた途端、道に舗装がなくなったりとかがらりと雰囲気が変わったりして行政のやる気を感じとることができます。


平日なのでグラウンドも使われていません。

水分補給


バテたので水分補給。
まだ世田谷区を出ていません。
多摩川に入ってから20分しか経っていないので先が思いやられる。



お巡りさんが研修らしきものを受けています。
ここで暴漢に襲われても安心。

海から21km


実は僕が通っていたのは多摩川の左岸(海に向かって左側)でした。
ところどころに海からの距離が書かれた目印があります。
行きはこの数字が増えて帰りは減ります。
帰りは泣きながらこの目印を探していました。

線路を越える


10:00ごろに線路の下をくぐりました。
この電車は見たことないな何線だろう?。
某ASさんが詳しそうだ。
ちなみに電車が通っているときは、下をくぐらないようにと橋の下に書かれていました。(意味ない)



河の両岸に架かる橋がいくつかあるのでその場合は信号を渡ったり下をくぐったりします。
場合によっては一端、多摩川から離れて遠回りしなければ行けない場合も。

ラソン大会?


近くの中学校の生徒がマラソン大会をしていました。
みな顔が真っ赤でつらそう。
W君やT君がその場にいたら喜びそうな雰囲気だった。


少しずつではありますが、自然が増えてきた印象を受けます。


10:24 これ何のパイプだろう?

徐々に晴れ間がのぞくようになってきました。
じんわりと汗をかいたので体を冷やさないように注意しないと。

なめてます

自転車ですれ違う人達はロードレーサーに、専用のユニフォーム的なものを来ています。(ほら自転車選手が着るあれ)

僕はデニムにパーカーという、サイクリングをなめた感じになってしまっています。



高い建物をあまり見かけなくなってきました。
でもあいかわらず川沿いは住居が密集しています。

楽器


中学生?が楽器の練習をしている。
川辺だったら騒音も気になりません。
そういえば僕も昔目黒側の某所で練習したなあ。

写真は撮れませんでしたが尺八の練習をしているおじさんもいました。


10:40時点で9kmしか進んでいません。


もう秋です。



またマラソン大会。
流行ってるなあ。

途切れる

突然サイクリングロードが途切れます。
河から離れて大回りをして民家の横を通り抜けます。

立川

どうやら地図を見ると立川市に突入した模様。(11:30過ぎ)
思えば遠くに来たものだ。


自然に囲まれる感じになってきました。
人里と自然のバランスはこれくらいが好きだ。


海から40km


12:00 河の雰囲気が変わってきました。
上流だからでしょうか石が大きいです。



もうずっと人がいません。

蜜蜂

今日の写真は全て E-510 で撮っています。
こんな活躍の場も。マクロレンズ欲しいなあ。



FF に出てきそうな工場。
そろそろお腹が空いてきました。
そういえば出発してから食べ物屋と自動販売機を見かけません><。

昼飯

多摩川沿いには食べ物屋がないので大きな通りに外れてみました。
ここは昭島市らしいです。

工場と宅急便配送の事務所しかない場所に健康ランドが。。



12:30 吉野家を見つけた。
特盛り、卵、おしんこなり。
量が多いのでトイレが心配だがもう頼んでしまったのでしょうがない。


食べ終わりたち上がろうとすると、「うっ」足が痛い。
足を伸ばそうとするとひざの裏の筋が痛む。
しばらくしたらたてるようになったので出発。



大きな工場が多いなあ。

昭島市福生市(ふっさし)

こんな道を走ることになりました。ずいぶん緑が多い。
そして人がいない。



こんな看板がいくつもあります。正直恐いです。



海から50kmか。だいぶ走ったな。



福生市恐るべし。
こんなこと書かれると逆に探したくなります>毒キノコ


おいしそうな実がありました。食べたらお腹を壊すに違いない。

羽村堰に到着


13:30 サイクリングロードの終点の羽村堰に到着しました。
お年寄がたくさん観光していました。



しかしこれで騙されてはいけません。
下調べによれば道なき道を先に進むと、神社がありそこが本当の終点です。



13:38到着。お疲れさまでした。

帰路

うーん。達成感であふれて気分が良いです。

Free as a Birdを聞いて自然と自由と音楽を満喫。


さて帰路ですが辛い思い出もあるのでダイジェストで。

  • 行きは左岸だったので、帰りは右岸にトライしようと3回ほど試みる
  • 2回は行き止まりにあい挫折。
  • 3回目は行き止まりにあうだけではなく、日野市で完全に迷子になり浅川を逆走。往復で10kmくらい無駄に走った。
  • 気づいたら違う川を方角逆にすすむ方向音痴っぷり。
  • 徐々に暗くなる。
  • 外灯もなく道が暗くてスピードが出せない。
  • 疲労がピークに達しのろのろと走る。
  • 進めど進めど海からの距離が減らない。
  • 18:00に二子玉川に到着
  • 246の坂がきつい。
  • 19:00頃帰宅。

お疲れ様でしたー。