ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
内容の濃いものなので2週間ほど時間をかけた。


この本は僕が過去に読んできた、投資入門の本が主張する柱を全て含んでいる。例えば「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント—ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵」などはこれを大変分かりやすくしたものとも言えると思う。
本当に一読に値する。(Amazonのレビューでもほぼ満点。)
投資を始める前に本書を読むことができて本当にありがたい。
投資の勉強を始めてみようで、本書をすすめてくれた、やまぽんさんとid:o_show さんに感謝。

マインドマップから再構成したまとめ

個別の小さな事柄よりも大きないくつかの柱が大事に思える。

  • 歴史に学べ。数多くのバブルの事例を紹介。
    • 頭の良い人たちがバブルに乗っかる心理がやっと理解できた。彼らはバブルであることを知りながら、それでも「自分より愚かなものたちが存在し、より高値で買うだろう。」という考えだったのだ
  • プロでも短期的に勝ち続けるのは難しい
  • 数々の予想理論の本質と欠点
  • 市場はランダムウォークするので予測は難しい
  • 長期保有しましょう


ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
バートン マルキール
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 1455
おすすめ度の平均: 5.0
5 ランダムウォークとは
5 名著の第9版。市場を予測する難しさを、著者が当初意図したのとは少し違う意味でも実感
5 Tomorrow never knows
5 知っておいて損はない事実
5 必読書、基本文献