ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理。
内容の濃いものなので2週間ほど時間をかけた。
この本は僕が過去に読んできた、投資入門の本が主張する柱を全て含んでいる。例えば「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント—ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵」などはこれを大変分かりやすくしたものとも言えると思う。
本当に一読に値する。(Amazonのレビューでもほぼ満点。)
投資を始める前に本書を読むことができて本当にありがたい。
投資の勉強を始めてみようで、本書をすすめてくれた、やまぽんさんとid:o_show さんに感謝。
マインドマップから再構成したまとめ
個別の小さな事柄よりも大きないくつかの柱が大事に思える。
- 歴史に学べ。数多くのバブルの事例を紹介。
- 頭の良い人たちがバブルに乗っかる心理がやっと理解できた。彼らはバブルであることを知りながら、それでも「自分より愚かなものたちが存在し、より高値で買うだろう。」という考えだったのだ
- プロでも短期的に勝ち続けるのは難しい
- 数々の予想理論の本質と欠点
- 市場はランダムウォークするので予測は難しい
- 長期保有しましょう
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
posted with amazlet at 08.08.09
おすすめ度の平均:
ランダムウォークとは名著の第9版。市場を予測する難しさを、著者が当初意図したのとは少し違う意味でも実感
Tomorrow never knows
知っておいて損はない事実
必読書、基本文献