ドイツ旅行 1日目


ドイツの航空会社 Lufthansa は大変良い。機内食もまあまあ。客室乗務員の人(ドイツ人)がとても親切。
アメリカ行きの飛行機と比べたらどこもよいのかもしれないけど。


添乗員がやたらとくどい説明をして時間をかけているのが気になったのだが良く考えたらそれが正しいのだと分かった。
懇切丁寧に何でも過剰な位にやってあげるサービスなのだから。


空港からホテルまでは10分位。
高い建物がないので空が広いね。フランクフルトはこの時期はずっと曇天らしい。



16:45 にホテルに到着。
近くにスーパーなどもなく、みな途方に暮れる。
添乗員がホテルの人に聞いたところ電車で10分位のところに大きな駅がありそこにいけば何かあるかもと言われる。
ホテルの人がやる気ない上に、添乗員もこのホテルは初めてみたいでぐだぐだ。おばさんたちは戸惑い気味。
みんなどうするのだろうなあ。


自分たちは面倒なので後で、フロントで個人的に質問してみようということで部屋へ。
カードキーなのだけど差す場所が無い。開かねーー。
他の部屋の人たちはカードの裏に開け方が書いてあったみたい。
カードはかざして、把っ手をぐるぐる回すと開く。
かざす場所が、まったくかざすことを予想できない場所なインターフェースなのはどうなのよ。ぶつぶつ。


4階の部屋から見回してもまったく人気(ひとけ)がなくて、車ばかりだ。
このあたりは全然店がなさそう。
部屋でやることは特にないのでフロントに行って「このあたりで安くて手頃なレストランない?」と英語で聞いてみる。
するとやる気のなさそうにおじさんが「このビルの向こう側にシャブリがあるよ」と言われる。

「シャブリ?」なんだろう。シャブリといえば、みんな知っているよねという口ぶりだったので深くつっこめず。
歩いて行ってみることに。


道端の落葉を見ると日本ではあまり見かけない形の葉があって外国なのだなと気づかされる。
街並みや駐車している車だけ見ていると日本に似ているな。(人がいないけど)


あまりに人がいなくて、ここで襲われたら逃げられないなと思って不安だったけど、子供連れのお父さんを発見して一安心。
そしてついにシャブリの謎が解ける。


とても見慣れた看板が、その名も「Subway」。
サブウェイか。どうやったらシャブリに聞こえるんだろうか。
今日はもう疲れたし、サブウェイで済まそうかという話に落ち着く。
そういえばニューヨークに行ったときも初日はサブウェイだったな。
店には客が一人もいないのが心配だったけど突撃。


入店すると若い女性の店員だ。(これは安心。逆に向こうは不安か?)。
申し訳ないがドイツ語は挨拶くらいしか分からないので、英語で「どれがおいしいの?」「あったかいのが食べたい」などとやりとりを。
わりと打ち解けてきて、途中で「僕の英語がわかりづらくてすまんす」的なことを言ったら「私も英語はいっぱいいっぱい」と言われた。
確かに言われてみれば確かに逆の立場だったら冷汗でるね。
サブウェイでは日本でもおなじみの「野菜は全部入れる?」「ソースはどれ?」などを聞かれてほのぼの。
こちらの胡瓜は直径が大きいね。
最後だけはありがとうをドイツ語で言って店を出る。


部屋に戻りサンドイッチを食べ風呂に入り、ビールを飲んで寝る。
明日は6時起きだ。