[読書] イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
- 作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 単行本
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素晴らしい内容。
破壊的技術革新の際に、優良企業が優れた経営・マネージメントを行ったがために、その新しい市場でうまく立ち回ることができないという仮説を、実例とさまざまな分析を交えて解説している。
私も優良企業の失敗理由を、怠慢や官僚主義、「リスクを避けたがる」等々に決めつけがちであったが、この本で目から鱗状態である。
組織や顧客が、大企業に対してどのように作用するのかなど、大変勉強になった。
こういう系統の本で、「この作者頭良すぎ」と思ったのは久しぶりだ。
大企業に勤める方も、ベンチャーに勤める方も、有限会社の社長さんも読むべきだと思った。