Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求
Coders at Work プログラミングの技をめぐる探求を献本いただきました。ありがとうございます。
Coders at Work といえば、以前 Shiro さんが「Ken Thompson のインタビューが面白すぎる」と言っていたのを覚えていたので真っ先に読んだ。まず驚いたのが分量。全編インタビュー形式なのだが消化しきれずお腹いっぱいになるほどの量。よくあるWebの短いインタビュー記事を想像していたら全然違う。600ページ/15人だから1人当たり 40 ページか。厚い本になるはずだ。
Ken Thompson のインタビューはやっぱり面白かった。
- タイピングが下手だからちゃんとやっておけば良かった。
- シェルソートのオーダーの話
- ベル研面接に誘われた時に「働きたくないでござる」と言い放った
- メモリが(物理的に)壊れるバグの話
- Lisp マシーンいらね
- Google でのお仕事(え?という話もちらほら)
などなど人間味あふれる話がいっぱい。インタビュワーが結構しつこい芸風なのも見物。何度も C++ や Java はどうよ?どうなのよ?GC最高じゃね?と迫っていて面白い。インタビューされる側とする側の両方の力量が素晴らしいので読む価値があると思う。