[読書] 読了

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)


羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)
羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)




ハードボイルドワンダーランド、ねじまき鳥と同じテイストのこの作品は、いろんな方のおすすめなだけあって非常におもしろい。
私は村上春樹の作品のよさは、日常生活に不思議キャラの登場が自然に溶け込んでいる点と、圧倒的な孤独や闇が描かれることだと思っています。
後者は、私だけかもしれませんがそのような孤独や、闇に一種の憧れを抱いてしまいます。
ハードボイルドワンダーランドであればあの世界や、主人公の仕事ぶり、
ねじまき鳥であれば井戸のくだり、羊をめぐる冒険であれば、別荘や主人公の一時の生活ぶりなど。
無音を文章で表現させたら天下一品でしょう。


というわけで、実はダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫)に突入してます。