sourceforge.netでsubversionを使おう

ちょっと前から http://sourceforge.net(以下sf.net)ではCVSだけでなく Subversion も提供してくれるようになりました。
これを使わない手はないので Mona が移行したときの手順を公開しておきます。

アカウントとプロジェクトの登録

  1. 自分のアカウントを作る
  2. プロジェクトを申請する。(英語で申請文を書く必要があります)
  3. 審査の結果、OKであれば完了

SSH

基本は登録した ユーザー名・パスワードでのアクセス。

ssh higepon@shell.sourceforge.net

パスワードを聞かれるのでパスワードを入力。


自分の公開鍵を持っている場合。
ローカルの id_dsa.pubの中身を shell.sourceforge.jp にログイン後 .ssh/authorized_keysに書き込む。

  1. ssh higepon@shell.sourceforge.net # 1回目はパスワードでログイン
  2. cd
  3. mkdir .ssh
  4. vi .ssh/authorized_keys # ローカルのid_dsa.pubの内容を書き込む。
  5. .sshディレクトリとauthorized_keys は chmod で適切な権限にする。
  6. 一度ログアウト
  7. ssh higepon@shell.sourceforge.net # 次からはパスワードを聞かれない

puttyとかでのログインとかは必要な人が書いてくれるに違いない。

Subversion

  1. projectページへ行き。Admin - 「Subversion The following box should be checked to enable Subversion」のチェックボックスにチェックして更新(管理者操作)
  2. Admin - Memebers でSubversionにアクセスする開発者を「Allow access to Subversion repository 」にチェックして更新(管理者操作)
  3. svn import
    1. svn import インポートするモジュール --username=higepon https://svn.sourceforge.net/svnroot/monaos
    2. viで編集コメントを入力
    3. パスワードを入力
  4. ブラウザから様子を見ることが出来ます。http://svn.sourceforge.net/viewcvs.cgi/monaos/
  5. チェックアウト svn co https://svn.sourceforge.net/svnroot/monaos monaos

既存のCVSリポジトリからの移行

Monaはsf.jpのCVSを利用させてもらっているのでそこからの移行。

  1. sf.jpのサポートにCVSのダンプファイルをお願いする
  2. 解凍したときにトップレベルのディレクトリをsf.netのunix名にするMonaの場合は monaos
  3. トップレベルのディレクトリにはCVSROOTと自分がコミットしたモジュールが入っていることを確認する
  4. tar.gzで固める
  5. shell.sourceforge.netに置く
    1. scp monaos.tar.gz higepon@shell.sourceforge.net:
    2. cp monaos.tar.gz /home/groups/m/mo/monaos/
  6. Admin - Subversion - migrationでCVS tarballにチェック。ファイル名入れる。replaceにチェック。
  7. submit リポジトリの大きさに応じて1-3時間かかるらしい。24時間たってもできていなければサポートに連絡してください。

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