0.0.1 リリースまでの実装計画 - Scheme VM を書く

今作っている Scheme 処理系の実装が C++ で VM を書くことに移行しつつあるので 0.0.1 リリースまでにやることをリストアップ。
0.0.1 では簡単な Wiki が実用的な速度で動くことを目標とする。
多少貧弱で不完全でも一度リリースするかしないかで大きく違うと思うし初回リリースでは完璧さを目指さない。

• Fixnum, String, Symbol, Vector などのデータ型を実装
• コンパイラが Gauche 上で動くためコンパイル済みコードを気軽に読み込める仕組みが必要
  • read の実装（この時点では port の実装は手抜きで良い）
• VM ループを作成
  • 主要な基礎命令の動作を単体で確認
• read して VM ループ実行する仕組みを実装
• write/display などを考慮した port の実装
  • 内部コード UCS4
  • エンコーディングは UTF-8
• 主要な手続きの実装
• コンパイラが VM で動くようになる（つまりGaucheの助けがいらなくなる）
• 正規表現の実装（鬼車）
• Bignum の実装（ライブラリの移植かな？）
• プロファイル/最適化
• Wikiが動くようになる
• 0.0.1 をリリース

0.0.1 の範囲外（たくさん）

• numberまわり
  • 大変そう。
• 標準ライブラリ
  • Unicode
  • バイトベクタ
  • リストユーティリティ
  • ソート
  • 制御構造
  • レコード
  • 例外とコンディション
  • I/O
  • ファイルシステム
  • コマンドライン引数とexit
  • 補助算術手続き
  • syntax-case
  • ハッシュテーブル
  • 列挙
• 例外/コンディション
• ライブラリのバージョン/meta