中の人?

中の人(なかのひと)という発想は大事だと思う。
この日記を読まれている方は何らかのプログラミング経験がある人もいると思うので
ここではプログラミングを例に取るが、他の分野でも同じような事が言えるのでは?と思っている。


プログラミングをする場合、何らかの環境(OS, 言語、開発環境、ライブラリ)等を選択して
自分の目的にあった物を作っていくだろう。


その際に「xxの中の人って大変だろうなぁ。」と言う発想を持つと少し世界が広がるのだ。

たとえば
秀丸の中の人も大変だな…。こんなあほなマクロ実行させられて」とか。
gccの中の人も大変だな。サイズ最適化しろって言われたりして」とか。
Rubyの中の人も大変だな。。。いろんなプラットフォームで動作しなきゃいけないのか」とか。


とにかく、中の人の作業や苦労をマッタリと想像することにより
物事を違う視点から見て世界が広がるのです。


かくいう私も、Monaカーネルの中の人の視点を持つことができるようになったり
QEMUの中の人の視点を持ち(結果的にCPUの中の人もちょっとだけ体験)
ものすごく世界が広がりました。


皆さんが体験した、いろんなものの中の人の苦労が知れたら良いなぁ。